

















◆季節商品となりますので、再入荷予定はございません。
めぐりくる季節を
和紙に込めて
野に咲く植物をありのまま
和紙とともに愉しんでいたきたい
季節の花をすき入れた和紙のタペストリーです。
/// 萩 ///
万葉集でもっとも歌われる秋の花。
しなやかな枝を伸ばし、美しい紫紅色の花をつけるハギ。山野に自生し、古く日本人に愛されてきたハギは秋の七草のひとつです。
インテリアを、ふわりと和みのあるものに変えてくれます。
四季のある国に生まれた喜びを感じる
松尾明香さんの手漉き和紙。
その人柄があふれる作品に、魅了されます。
紙をすく段階で、摘んできた萩をそのまま入れて作られています。
紙を乾かすと同時に植物も一緒に乾かす手法は、色鮮やかな仕上がり。
日に当たると、どうしても色褪せてきますが、それもまた自然なこと。
経年変化も愉しんでいただければと思います。
レイアウトは同じですが、自然の植物なので少しずつ表情が違います。
化粧箱に折り目のつかぬように曲げてお届けします。
サイズ:170×590mm 木枠の厚み15mm
箱 190×305mm H50mm
化粧箱入り(紐かけ)でお届けいたします。
すべて含んだ金額ですので、ラッピング代をカートに入れることは不要です。
贈り物にも最適です。
◆素材◆
タペストリーバー : 杉
和紙の原料 : 楮(こうぞ)
ひも : ロー引きひも(コットン)
◆取り扱い方法・ご注意◆
・植物は自然のまま、加工をしていないので時間とともに褪色していきます。
なるべく直射日光に当たらない場所で飾っていただくと色が長持ちします。
・植物には上から薄い和紙がかかっていて、紙と紙とでサンドされる形でとまっています。
ひっかけたり、強い力を加えると和紙から取れてしまいますのでご注意ください。
・お風呂場のような湿度の多い場所に置かれると和紙がたわむ恐れがあります。
・水に濡れるとシミになったり、たわむ可能性があります。
・お手入れ方法について
和紙はこすると表面が摩耗してしまいます。
乾いた布等でやさしくはらうようにしてホコリを落としてください。
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紙すき工房 ののわし
松尾明香 まつおさやか
1985年石川県生まれ。
幼いころ祖父から手に職をつけろと言われていたことから職人へのあこがれをもつ。
2008年から4年間堀木エリ子アンドアソシエイツで和紙制作スタッフとして従事。
石川県に帰郷後、しばらく和紙から離れましたがやはりつくる仕事がしたく再び和紙の道へ。
2016年から輪島にある能登仁行和紙で3年間修業。
2019年独立。紙すき工房ののわし を立ち上げる。
植物の美しさや、その素材がもつおもしろさを活かした和紙作りをしたいと考えています。
お部屋に和紙があることで、植物があることで、くつろぐ空間になることを目指しています。
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◆制作工程◆
①原料を煮る
和紙の原料となる楮(こうぞ)をアルカリ液で煮る。
②ごみとり
煮た楮からごみを取り除く。
③原料をつくる
きれいになった楮を木槌で叩いたりして繊維をほぐしていく。
④紙すき
植物入りの紙は
まずベースとなる厚手の紙をすきます。
その上から採ってきた植物をのせて位置を決めます。
最後にその上から薄い濃度の和紙をかけて植物をとめます。
⑤圧搾
すいた紙を重石をのせて水をしぼります。
(植物入りの和紙はものによってしないこともあります。
立体的なものはすいたらそのまま、枠のまま乾燥させてます。
ちなみに今回の萩はしぼりました。)
⑥乾燥
木の板に貼り付けて天日乾燥
(⑤の圧搾をしないタイプはすいた枠のまま乾燥させてます。)