


















次回入荷は、7月を予定しております。
全く同じものは入荷しませんが、いろいろなタイプが入荷予定です。
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自然を映し出した素朴さ
使い込む程に存在感を増す我谷盆
丸太を板目で割り、板厚をととのえノミで刳りぬく
古来からの方法にこだわり製作される上陽子さんの盆です。
木目や節を生かし、丸ノミの彫り跡だけが装飾となり
ひとつとして同じ表情のものはない景色です。
ー我谷盆とはー
昭和40年、ダムに姿を消した我谷村で作られていました。元々板屋根の産地で、その木端を有効的に使うために作られた生活具として作られた生地盆。
栗の生木を割り、水分が残る生木のうちに彫り進めていきます。
人々の記憶から忘れ去られようとしていた我谷盆を復興させようと、昔の作り方に倣い次代につながるよう作られています。
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今回入荷した中で、一番大きいサイズです。
波打つ木目が背景となり、裏面荒々しさを残した味わい深さです。
栗の木を彫った木くずと古釘を煮出したものを塗布し、渋い茶に仕上がっています。
size:口縁300×178mm 底287×165mm H25mm 厚み10mm 350g
材質:栗
ネコポス便不可 ✖️
木は天然素材のため、ひとつひとつ風合いが異なります。節があったり、色が均一でない場合もあります。木の個性ととらえ、出会いをお楽しみください。
サイズが分かりやすいように、同じマグカップを置いた画像があります。
ー上 陽子ー
我谷盆の魅せられ、風谷アトリエにて森口氏を師事し、先人の思いや作り方を倣い我谷盆を製作。
製材された木材を使わず、生木の栗の木の丸太を割り、それぞれの特徴に合わせ掘り方を変えて作られる一点一点。
素朴な製法にこそ生まれる美しさと、木目の生きる質感は永く使う程に魅力が増します。
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【お取り扱いについて】
我谷盆の表面には、灰汁、柿渋、鉄しょうなどを塗布しています。
作りたてのお盆は色落ちする場合があります。
栗の木はタンニンを多く含む木ですので、濡れた状態で鉄製品を置くと黒く色が変わります。水洗いなどした際は良く拭いて、風通しの良い日陰で乾かしてください。輪染みなどが気になる方は、お使い前に揮発性の油(クルミオイル・アマニ油)を塗り、乾いた布で余計な油をふき取りお使いください。お使いいただくうちに、少しずつ色が落ち着いてきます。
天然素材のため湿度により反ることもあります。
お手元で育て末永く慈しみください。