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上陽子さんの我谷盆 

自然を映し出した素朴さ
使い込む程に存在感を増す我谷盆

丸太を板目で割り、板厚をととのえノミで刳りぬく
古来からの方法にこだわり製作される上陽子さんの盆です。

木目や節を生かし、丸ノミの彫り跡だけが装飾となり
ひとつとして同じ表情のものはない景色です。



ー我谷盆とはー

昭和40年、ダムに姿を消した我谷村で作られていました。元々板屋根の産地で、その木端を有効的に使うために作られた生活具として作られた生地盆。
栗の生木を割り、水分が残る生木のうちに彫り進めていきます。

人々の記憶から忘れ去られようとしていた我谷盆を復興させようと、昔の作り方に倣い次代につながるよう作られています。



ー上 陽子ー

我谷盆の魅せられ、風谷アトリエにて森口氏を師事し、先人の思いや作り方を倣い我谷盆を製作。
製材された木材を使わず、生木の栗の木の丸太を割り、それぞれの特徴に合わせ掘り方を変えて作られる一点一点。
素朴な製法にこそ生まれる美しさと、木目の生きる質感は永く使う程に魅力が増します。



虫食い跡があったり
節があったり
不思議な色の木目が見えたり
そんなところが、またよくて。

どんどん触って、どんどん使って
愛おしい一枚になっていく。




生涯の友となる
一点に出会っていただけたら