白漆の新作 ー白紬-
白紬 -しろつむぎ-
黒漆の上に、白漆を重ねて。
ところどころに顔をのぞかせる黒が、白の中にさりげない景色をつくります。
「紬」という言葉には、糸を紡ぎ、重ね、織り上げていくという意味があります。
異なる色が重なり合い、ひとつの表情を生み出すように。
黒と白、それぞれの漆が織りなす豊かな表情を「白紬」と名付けました。
ひとつひとつに異なる景色があり、使うほどに愛着が深まる器。
いつもの食卓に、静かな趣と温もりを添えてくれます。
・
・
お皿は、縁にぽってりとした厚みをもたせ、ふっくらと丸みを帯びたフォルムに。
リムのゆるやかな立ち上がりが、器全体に柔らかな表情を添えています。
どこか愛らしく、それでいて甘くなりすぎない佇まい。
手に取ったときにも、目にしたときにも、ほっとするような温もりを感じさせてくれます。
・
・
湯呑みは、ころんと丸みを帯びた愛らしいフォルム。
ふっくらとした佇まいが手のひらになじみ、包み込むような温もりを感じさせます。
口元に向かってゆるやかにすぼまるシルエットも柔らかく、日々のお茶の時間に、ほっと心がほどけるようなひとときを添えてくれます。
・
・
和の趣を感じさせながらも、使い方は自由に。
日々ごはんやお茶時間はもちろん。パスタやサラダ。パンやチーズなど、洋のメニューとも相性よく楽しめます。
ジャンルを超えて。盛り付けるものによって、表情を変えながら、すっと溶け込む「白紡」です。
・
・
7寸・8寸・湯呑み の3種が新しくうまれました。
重ねてもおさまりがよく、永く愛していただきたい器です。
日々の生活に溶け込んでくれて使うほどに味わい深くなるマットな白漆。
根来塗と呼ばれ、黒漆の上に白漆を塗り重ね、研ぎ出しています。
長く使うと徐々に下塗りの黒漆が見えてくることで、唯一無二の表情へと変化も愉しみのひとつです。
・
・
木のぬくもりを感じさせる素朴で自然な風合いは、長く使うほどに手に馴染んでくれます。
『白漆』とありますが、真っ白ではなくベージュ色です。内外ともに白漆になります。
経年変化で、白っぽくなっていきます。
・
・
「白紡」の名前に込めた、異なる色が重なりあってうまれる景色を、
気負わず、自由に。毎日の暮らしの中でたくさん使っていただけたら嬉しいです。
・
・
